印刷が美しく映えるHQの印刷技術とは?

近年、印刷技術の進化により、注目を浴びているのがハイクオリティ(HQ)印刷技術です。
従来の印刷技術と何が違うのでしょうか?
本稿では、このHQ印刷技術に焦点を当て、従来の印刷技術との違い、現代のハイクオリティ印刷方法、そしてそのメリットについて紹介します。

 

 1. これまでの印刷技術についておさらい

活版印刷について


従来の印刷技術の代表的なものとして、活版印刷が挙げられます。
活版印刷は、別名「凸版印刷」と呼ばれ、文字や図版などを金属や木版などの活字で組み立て、紙に転写する技術です。
組み立てたブロックは「版」と呼ばれ、反転した形で文字や画像が彫り込まれています。
これは1440年頃にヨーロッパで広く普及し、20世紀末まで世界中で使用されました。

2.現代のハイクオリティ印刷とは?

オフセット印刷とインクジェット印刷


現代の印刷物は「オフセット印刷」「インクジェット印刷」が主流です。

オフセット印刷

オフセット印刷は、水と油の反発を利用した科学的な印刷方法です。
印刷版からインクをラバー製のブランケットに転写し、さらに紙に転写する技術です。
一度に大量の印刷物を効率的に生産することができるため、チラシや新聞などの発行部数の多い印刷物に使用されています。
また、色の調整や一致を保つための専用のカラープロファイルやカラー管理システムが採用されています。これにより、色の一貫性が高く、品質の安定した印刷物が製作できます。

アクリル商品の印刷方法(オフセット印刷の場合)

まずは透明のPPフィルムへ、インクを吹きかけます。
フィルムに着色できたら、アクリルで作った版に圧着します。
PPフィルムにCMYKを一色ずつ丁寧に印刷していくので、色ぶれせず美しい発色になります。
こちらの方法は、高品質かつ大ロットで商品を作る時におすすめです。
(商品例:精彩なイラストやアイドルのグラビア写真のアクリルカードなど)

インクジェット印刷

インクジェット印刷は、液体インクを紙やその他の媒体に直接噴射して印刷する方法です。
原理は比較的シンプルです。プリンター内の微細なノズルから微小なインクの滴が噴射され、紙に着地して文字や画像を形成します。印刷物のデータは、コンピューターからプリンターに送られ、インクジェットヘッドが指示に従って各ピクセルを正確に配置します。
色やトーンの細かな変化を再現する能力が高く、写真やグラフィックスなどの高解像度の印刷に適しています。

アクリル商品の印刷方法(インクジェット印刷の場合)

透明アクリルに一度白引きを加えた上で、インクを吹きかけます。
コンピューターを内臓したプリンターで印刷するので、吹きかけた色が混ざり合うことはありません。
ただし精彩さにはどうしても欠けてしまい、商品ごとに微妙に色ずれも発生します。
版代がいらないため、小ロットかつ低コストな商品を作る際におすすめです。
(商品例:アクリルキーホルダーなど)

3.ハイクオリティ印刷のメリット

メリットいっぱい!ハイクオリティ印刷!


ハイクオリティ印刷は、高い解像度と再現性を実現し、細部まで鮮明に再現することが可能です。
近年ではデジタル印刷技術の進化により、従来の印刷技術に勝るとも劣らないクオリティの高い印刷が可能になりました。
媒体を問わず印刷できるため、広告用途やポスター、パッケージ、グッズなど、多岐にわたる製品に使用されています。
アクリル商品もその一つです。

 

いかがでしたか?
ハイクオリティ印刷技術は、品質や柔軟性の面で新たな可能性を開拓しています。
今後も技術の進歩が期待される中、ハイクオリティ印刷はさらなる発展を続け、多様なニーズにこたえることができるようになるでしょう。